「広辞苑」(岩波書店)の第7版が来年1月に出る。改訂は10年ぶりで、「安全神話」「ブラック企業」「がっつり」といった新しい言葉約1万項目が追加される。キャッチコピーは「ことばは、自由だ。」
 
 いかに自由であっても、若者言葉は感心しないという人は多い。意味が転じた隠語「やばい」も、その一つだろう。第7版に採用されたかどうかは聞きそびれたが、「大辞泉」(小学館)のデジタル版には、「最高である」「すごくいい」の意にも使われるようになった、とある
 
 「最高」ならいいけれど、ここは本来の意味で「こんな認識、まじヤバくね」。自由気ままな言動で物議を醸すトランプ米大統領である
 
 8~9月、北朝鮮が列島上空を通過する弾道ミサイルを発射した際、日本は迎撃すべきだったと、東南アジア諸国の複数の首脳に伝えていたことが明らかになった。「武士の国なのに」とも言ったそうだ
 
 来日したその足で、趣味の合う安倍晋三首相と「ゴルフ外交」にいそしみ、きょう首脳会談に臨む。法的にも技術的にも困難なミサイルの破壊措置を主張するぐらいだ。日本に、より強力な対応を求めてくる可能性がある
 
 天皇、皇后両陛下との会見も予定されている。とんでもない発言が飛び出したり、ツイッターに書いたりしないか。こちらも妙な緊張感がある。