平成最後の日となった30日、徳島県内各地では時代の終幕を惜しみつつ、1日からの「令和」時代幕開けを待望した。

■「令和」まんじゅう 徳島市の和菓子店「福屋」では、新元号「令和」にちなんだ上用まんじゅうの新商品「令月和風」を販売している。商品名は万葉集巻五の大伴家持の歌に由来する。この日は4店舗で120個が完売した。店の前には「令和」幕開けを祝う紙を掲示。1日も販売売り出す。

 
 

■お言葉に耳を傾ける 天皇陛下が代替わりの重要儀式「退位礼正殿(せいでん)の儀」に臨まれ、国民に向けて最後のお言葉を述べられた午後5時すぎ、徳島市の家電量販店ケーズデンキ徳島本店では客が式典の様子を中継するテレビの前で足を止め、陛下の言葉に聞き入った。

 

■「令和」の人文字 バスケットボールの徳島県中学選手権が行われた北島町のサンフラワードーム北島では、平成最後となった大会の終了後、参加した男女計8チームの選手が「令和」の人文字をつくり、5月1日からの新時代幕開けを祝った。

 

■平成最後を記録する押印 平成最後の日付を記録に残そうと、徳島市の徳島中央郵便局には記念の押印を求める人が訪れた。午前9時から午後0時半までの営業時間に約60人が訪れ、専用の記念台紙に押していた。

 

■号外 徳島新聞社は天皇陛下の退位礼と最後のお言葉を速報する号外2万部を発行した。「国民に心から感謝」との陛下のお言葉を見出しに取った紙面を午後7時半ごろ、徳島市の徳島駅前で配布。受け取った人たちは早速目を通し、「平成」の終わりを感じていた。