作品を鑑賞する来場者=徳島市のあわぎんホール

 第27回放美展(四国放送、県美術家協会主催)が2日、徳島市のあわぎんホールで始まった。6日まで。 

 日本画、洋画、写真、彫刻、美術工芸、書道、デザインの7部門に寄せられた883点のうち、第1席の放美賞に輝いた7点を含む入賞・入選作品計505点のほか、審査員らの特別出品38点を展示している。

 書道部門で放美賞に選ばれた田中子葉さん(63)=徳島市佐古二番町、主婦=の「賀知章詩(がちしょうし)」は、大小の文字をバランスよく配した漢字作品で、流麗な筆致が来場者の目を引いた。阿波踊りの踊り手を躍動感たっぷりに描いた洋画、飛び込み競技の選手がプールに着水する瞬間を切り取った写真など個性豊かな力作が並んでいる。

 美術鑑賞が趣味の津田弘視さん(77)=徳島市仲之町3=は「現代的な作品が増えている。徳島の若い芸術家たちが地元に根を下ろし、活躍してほしい」と話した。