全国の新聞社が今年の正月に発行した紙面を集めた新聞展(徳島新聞社主催)が16日、徳島市の新聞放送会館で始まった。31日まで。入場無料。
徳島新聞をはじめ、全国の地方紙やブロック紙、全国紙計63紙の元日付と3日付の朝刊を、地域ごとに並べて展示している。
岩手日報は、昨年8月の台風10号による豪雨被害などを受け、地域の防災力を問う連載を掲載。熊本日日新聞は、熊本地震の液状化被害を取り上げた。
このほか、地域の話題をはじめ、「老老介護」や学校の統廃合など、高齢化や人口減少に伴う課題を掘り下げた記事も目立った。訪れた人たちは地域ごとの特色が現れた紙面をじっくりと見比べていた。