ひなの体温を測るプロジェクトチームのメンバー=鳴門市大麻町(代表撮影)

 徳島県などでつくる「コウノトリ足環装着プロジェクトチーム」は9日、鳴門市大麻町で生まれたコウノトリのひな3羽に個体識別用の足輪を装着した。6月上旬に巣立つとみられ、行動の追跡に役立てる。

 約50人が参加。徳島市のとくしま動物園の飼育員らが高所作業車2台を使って、電柱の巣からひなを1羽ずつ運び出した。続いて、ひなの両足の付け根に黒や緑、黄、青の足輪を装着。体温や足の太さ、体重を測定し、巣に戻した。

 3羽の識別番号は「J0223」「J0224」「J0225」で、体重はそれぞれ3795グラム、4200グラム、3575グラムだった。採取した羽毛の血液を徳島大がDNA鑑定し、10日ほどで性別が判明する。チームによると、3羽とも健康状態は良好という。

 約45分で作業を終了。その間、親鳥は巣を離れ、数十メートル先の路上からひなの様子を見守っていた。

 3羽は3月26日までに誕生したとみられ、足輪装着に望ましいとされる生後41~45日に合わせて実施した。