市瀬奈々

 日本サッカー協会は10日、フランスで6月7日(日本時間8日)に開幕する女子ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表「なでしこジャパン」23人を発表し、徳島市出身でマイナビ仙台所属の市瀬菜々(21)が選ばれた。徳島県出身選手がサッカーW杯で日本代表入りするのは男女を通じて初めて。

 このほか、4大会連続出場の阪口(日テレ)や宇津木(レイン)、3大会連続出場の熊谷(リヨン)、初出場の長谷川(日テレ)らが選ばれた。市瀬、18歳の遠藤(日テレ)ら17人が初のW杯代表。W杯予選を兼ねた昨年4月のアジア杯優勝メンバーで松茂町出身の増矢理花(23)=INAC神戸=は選ばれなかった。

 2011年大会優勝、15年大会準優勝の日本は2大会ぶりの頂点を狙う。高倉監督は「難しい挑戦だが、優勝を目指さない限り手に入れることはできない」と意気込んだ。

 チームは22日に千葉県内で合宿を開始。6月2日にフランスでスペイン代表と親善試合を行う。24チームが6組に分かれて争うW杯1次リーグはD組に入り、10日(日本時間11日)にアルゼンチン、14日にスコットランド、19日(同20日)にイングランドと対戦する。

 やってやるぞ

 市瀬菜々の話 発表を聞いてほっとするとともに「やってやるぞ」という決心が芽生えた。日の丸を背負うことに誇りと責任を持ち、日本がもう一度、世界一に輝けるよう頑張る。

 市瀬 菜々(いちせ・なな)1997年、徳島市川内町生まれ。川内南小1年でサッカーを始め、川内中、鳴門ポラリスでプレーした。宮城の強豪・常盤木学園高に進み、2年時にU-17(17歳以下)女子W杯、3年時にはU-19女子アジア選手権で優勝。2016年、なでしこリーグ1部のマイナビ仙台に入団。17年4月に国際Aマッチデビューし、これまで15試合に出場している。160センチ。