ナミキソウの保全活動に取り組む阿南光高生=美波町志和岐

 環境問題を学ぶ阿南光高校(阿南市)の3年生8人が、美波町志和岐地区で絶滅危惧種の海浜植物ナミキソウの保全活動を行った。

 ナミキソウは砂浜などに生え、5月下旬から約2センチの青い花を咲かせる。志和岐地区は県内唯一の自生地で、地区の住民グループ「志和岐花組」が約10年前から保全に取り組んでいる。

 生徒は花組のメンバー10人と志和岐港近くでナミキソウの周りの雑草を抜いたり、道路や河川の除草作業で出た雑草で作る堆肥「もったいない2号」をまいたりした。定期的に地区を訪れ、ナミキソウを観光資源とする方策を考える。

 リーダーを務める森居璃青さん(17)は「活動を通して自生場所を増やしたい」。花組の森本繁春さん(88)は「守ろうという気持ちがうれしい。見応えがあるくらいに増やして地域おこしができればうれしい」と話した。