1JA化の基本構想を決めた会合であいさつする徳島中央会の中西会長=徳島市のJA会館

 JAグループ徳島は19日、徳島市のJA会館で新JAグループ徳島研究会の第9回会合を開き、県内15JAと関係団体を2019年4月に一つに統合する1JA化の基本構想「県域統合JA構想」を決定した。16年6月の方針表明後、統合実現に向けた節目となる。今後、2、3月の組合員説明会を経て、詳細な統合基本計画を9月にもまとめる。

 会合には各JAの組合長や、全農とくしま、徳島信連など関係団体のトップら14人が出席。事務局が基本構想案を説明した後、全会一致で承認した。

 構想では、県内全体の経営方針や事業計画策定を担う本店をJA会館に置き、現在の15JAの管轄エリアに地区本部を配置する。関係団体の機能は本店が引き継ぐ。こうした組織改編とともに、生産者の所得向上や担い手支援の新規事業に結束して取り組む。

 各地区本部は独立採算制で事業展開する。目標を上回る利益を上げた場合には組合員に還元、下回る場合は本店が指導し、自助努力を促す。

 現在の15JAを実質的に残す形にしたことについて、グループトップで徳島中央会の中西庄次郎会長は「各地域の農業の特性やこれまで培われたJAの特長を生かすとともに、垣根を越え、一緒になってやっていくため」と説明。一方で「将来には経営や地域の状況を踏まえ、ワンステップ上げた形の組織づくりを行いたい」とさらなる再編の可能性も示した。