四国大の学生とさわが開発したキーマカレーのレトルト商品=徳島市のさわ本社

 四国大短期大学部と弁当製造販売の「さわ」(徳島市東沖洲1)が、野生のシカ肉を使ったキーマカレーのレトルト商品を開発した。農作物の食害対策として捕獲されるシカの肉を地域資源として有効活用し、消費拡大につなげる。19日に同市で開かれる日曜市「トモニSunSunマーケット」で初めて販売する。

 商品はシカのひき肉を使い、美馬産のとうがらしで味にアクセントを加えた。パッケージはシカのイラストが入った3種類を用意。200グラム入り750円(税抜き)で、さわの本社と、徳島市東沖洲2の交流拠点施設「徳島新鮮なっとく市」で購入できる。

 19日は100食限定で100円引きで販売するほか、シカ肉を使った料理をまとめたレシピ集も配る。四国大の植田和美教授(食品加工学)は「手軽においしく食べられるので、ジビエを知る入り口にしてほしい」と話した。

 人間健康科食物栄養専攻の学生4人と「さわ」が連携し、2018年4月から商品の開発に取り組んできた。嗜好調査や加工食品の衛生管理に関する勉強会などを経て1月に完成させた。