1安打14奪三振で完封勝利を飾ったトヨタ自動車のアボット=JAバンク徳島スタジアム

 ソフトボールの第52回日本女子リーグ1部第4節徳島大会は18日、JAバンク徳島スタジアムで2試合が行われた。第1試合はトヨタ自動車が2―0でSGホールディングスを下した。トヨタ自動車は順位を二つ上げ、SGホールディングスと共に4勝4敗で5位。第2試合はシオノギ製薬が7―3でNECプラットフォームズを破った。シオノギ製薬は3勝5敗で9位。NECプラットフォームズは8敗で最下位の12位となっている。

《トヨタ自動車対SGホールディングス》

 [評]トヨタ自動車が序盤の2点を守り切り快勝した。二回、1死一、二塁から敵失で1点を先制。三回には6番古澤の中越え本塁打で1点を追加した。エースのアボットは14奪三振の快投で完封し3勝目。SGホールディングスは四回に敵失と安打で1死一、二塁と攻めたが後続が抑えられた。

 エース対決制す
 ライズボールがさえた。昨年の覇者・トヨタ自動車の先発アボットが毎回の14奪三振で左腕エース対決を制した。通算成績を4勝4敗の五分に戻し「今シーズンはやや出遅れたが苦しい時もチーム一丸で戦ってきた。いい流れになってきた」と完封勝利を喜んだ。

 米代表として2008年の北京五輪や世界選手権で活躍した33歳。190センチと長身で歩幅が大きく、ボールをリリースする位置が打者に近くなるため実際の球速以上に迫力がある。2年前の徳島大会でも勝利しており「徳島には愛されている」とにっこり。「ここから上昇気流に乗れるように頑張る」と口元を引き締めた。

《シオノギ製薬対NECプラットフォームズ》

 [評]シオノギ製薬が最終盤に突き放した。1点リードで迎えた七回、谷本の二塁打を足場に1死三塁から3連続長短打で3点を奪った。三回には竹林の左越え2点本塁打で勝ち越し、主導権を握った。NECプラットフォームズは、六回1死満塁の反撃機で無得点に終わったのが痛かった。

 シオノギ製薬・竹林綾香(三回に今季1号の2点本塁打)「内角のチェンジアップがいい高さにきた。完璧に振り切ることができた。徳島大会を2連勝で終えたい」