元気の秘訣を語る瀬戸内寂聴さん=京都市の寂庵

 徳島市出身の作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが19日、京都市の寂庵で法話の会を開いた。15日に97歳の誕生日を迎えたばかりの寂聴さんは「もしかしたら100歳まで生きそうね」と聴衆約150人を笑わせた。

 瀬戸内さんは「97歳なんてぞっとするけど、今も元気で、よく食べ、よく眠り、よく笑う」と健康をアピール。長寿の秘訣(ひけつ)を「51歳で出家した。それが良かったのではとよく言われる。いろんな病気をしたけど、なぜか治るの」と語った。

 「これまで400冊以上の本を出してきたけれど、まだまだ書き足りないことがある」と執筆に意欲を見せ「文芸誌で連載をしている。それが本になり『寂聴さん最後の小説』と宣伝すれば、ちょっと売れるんじゃないかしら」とおどけた。