玉串をささげる浦島大使(左)と乙姫大使=美波町日和佐浦のうみがめ博物館カレッタ

 美波町観光協会は19日、同町日和佐浦のうみがめ博物館カレッタで、アカウミガメの上陸祈願祭を行った。昨シーズン、近くの大浜海岸に上陸したアカウミガメは1匹のみで産卵がなかっただけに、関係者約20人は真剣な表情で神事に臨んだ。

 神事では日和佐八幡神社の永本金二宮司が祝詞を上げ、町をPRする「乙姫大使」や「浦島大使」、PRキャラクター「かめファミリー」らが玉串をささげた。この後、海岸の波打ち際で、供え物の野菜や米をまく「散供」を行った。

 協会の網干和義会長(55)は「海岸を守り続けていれば、また上陸してくれるようになるはず。産卵できる状態を整え続けていきたい」と話した。

 海岸周辺では夜間の立ち入り規制を知らせる看板も設置された。20日から8月20日までの間、海岸への立ち入りが午後7時半から、海岸前道路の通行が午後8時から禁止となる。いずれも翌日午前4時まで。