鳴門市と認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会は、第38回ベートーベン「第九」交響曲演奏会を、6月2日午後1時半から市文化会館で開く。昨年アジア初演100周年を迎えた鳴門の第九文化を継承し、次の100年に向けた思いを歌に込める。

 日米47団体の606人が合唱。「《第九》虎の巻」「《第九》合唱譜」などの著書がある曽我大介さんが初めて指揮を執る。公募で選ばれた若手ソリスト4人も参加し、徳島交響楽団が演奏する。

 3日午前10時から撫養町南浜のうずしお会館で、独協大の矢羽々崇教授(ドイツ文学)による講演会がある。第4楽章の歌詞になったドイツの詩人シラーの「歓喜に寄せて」の意味や、ベートーベンの解釈について話す。

 2日の演奏会は全席自由席で、一般前売り2千円(当日2500円)、小中高生500円。3日の講演会は入場無料。

 演奏会は、1918年6月に板東俘虜収容所でドイツ兵捕虜がアジアで初演したのを記念し、1982年から毎年開いている。

 問い合わせは鳴門「第九」を歌う会<電088(686)9999>。