徳島インディゴソックスの試合用の藍染ソックスを持つ東光の佐藤取締役=県庁

 徳島インディゴソックス(IS)と医療用弾性ストッキングなどの製造販売を手掛ける東光(徳島市)が、選手や監督が試合で使う藍染のソックスを作った。試合で着用して徳島の伝統産業をPRする。25日に徳島市のJAバンク徳島スタジアムで行われる香川戦で披露する。

 ソックスは長さ約50センチ、幅最大14センチのフリーサイズ。素材に綿を原料とする再生繊維を使い、天然の藍を用いた群雲染めに仕上げた。独自の技術で色移りしにくい加工を施しており、藍による消臭や抗菌の効果も期待できるという。

 県が昨年12月、藍染製品も手掛ける東光に、チーム名に「インディゴ(藍)」を冠するISとの連携を打診。選手の足に合うように寸法や収縮性を修正するなど、試作を繰り返して仕上げた。同社が90足をISに無償提供した。

 同社は、一般向けの販売も今後検討したいとしており、佐藤雅俊取締役開発企画部長は「阿波藍が日本遺産として認定される中、徳島のPRにつながればうれしい」、ISの南啓介代表は「地元企業に足元をサポートしてもらい心強い」と話した。