徳島地裁

 徳島市の路上で80代女性を倒してショルダーバッグを奪ったとして、強盗致傷罪に問われた同市末広4、無職の男(28)、弟の無職の男(23)の両被告に対する裁判員裁判の判決公判が24日、徳島地裁であった。坂本好司裁判長はそれぞれ懲役4年(求刑同6年)を言い渡した。

 判決理由で坂本裁判長は「体力に劣る高齢女性を狙った卑劣な犯行。スマートフォンのゲームアプリに浪費して金銭に窮したとの動機に同情の余地はない」と非難。暴行の程度を「被害者の反抗を抑圧するに足りる」と認定し、「背中を軽く押しただけで、強盗致傷には当たらない」との弁護側の主張を退けた。

 判決によると、両被告は昨年11月19日午前9時半ごろ、徳島市南沖洲3の路上で女性を突き倒して現金約2万6000円の入ったバッグを奪い、手足に7日間のけがを負わせた。