徳島県は24日、徳島、小松島、阿南、阿波、吉野川の5市と板野郡、石井の6町にオキシダントの注意報を発令した。県内での注意報発令は2008年8月以来11年ぶり。

 注意報は阿南市で午後2時25分に発令されたのを皮切りに、同4時までに11市町に広がった。県は付近の事業所にばい煙削減の要請したほか、保育所や高齢者施設などにも連絡し、乳幼児や高齢者らの外出を控えるよう呼び掛けた。

 オキシダントは、自動車や工場から排出される窒素酸化物などが太陽光と反応して生成され、春から秋の晴れた日に発生しやすい。オキシダント濃度が高くなると、目や喉が痛くなる場合がある。

 11年ぶりの発令について、県内のオキシダント濃度を調べている県保健製薬環境センターの担当者は「大気や湿度など気象条件が重なったことが大きいと考えられるが、詳しい原因は分からない」と話した。注意報は午後8時までに11市町全てで解除された。