茶葉の収穫から乾物状態の荒茶に仕上げるまでの工程を学ぼうと、牟岐小の3年生14人が牟岐町の茶畑で茶摘みを体験した。
町内の工芸グループ「かづら工芸むぎ笛」のメンバー4人が摘み方を指導した。摘み取った若い葉を鉄鍋でいって水分を飛ばした後、両手でこすりながらもむ作業も体験した。収穫した茶葉は学校に持ち帰り、もむ工程を繰り返しながら乾燥させる。
木内さくらさん(9)は「茶葉をもんでいると良い香りがして楽しかった。完成したら飲むのが楽しみ」と笑顔で話した。
グループは毎年、牟岐小の3年生を対象に茶摘み体験を指導している。