宮城県名取市閖上地区の「まちびらき」の式典で、風船を飛ばす市民ら=26日午前

 東日本大震災の津波で大きな被害に遭った宮城県名取市・閖上地区で26日、「まちびらき」の式典が開かれた。かさ上げされた土地に住宅や商業施設が完成し、町の整備が進んだことを発信する。ただ空き地も多く、今後の町づくりが課題となる。

 山田司郎市長が「閖上の新たなスタートラインに立った。支援に感謝し、未来へ向かって心一つに歩んでいきたい」とあいさつ。住民らが約500個の風船を青空に放ち、お祝いした。

 閖上地区は最大約9メートルの津波に襲われ、住民754人が犠牲になった。防潮堤の建設に加え、土地を約5メートル高くして、市が2014年10月から区画整理事業に着手した。