徳島県鳴門市で28日、市職員をかたる還付金詐欺とみられる不審電話が19件あった。被害は確認されていない。

 市や県警によると、午前9時半~午後2時ごろ、60~80代の男女宅の固定電話に「市保険年金課のワタナベ」「スギモト」と名乗る男から「保険金の還付がある。書類を送ったが届いていないか」と連絡があり、家族構成や利用している銀行名を聞かれた。銀行名を教えた人には、直後に銀行員を装った男から電話があり、通帳の口座番号を聞き出そうとしたという。

 いずれも市に問い合わせて虚偽と分かった。市保険課は「保険金の還付は窓口や郵送で本人に通知している。電話で世帯情報を聞くことはない」と注意を呼び掛けている。