女流王位戦第3局最終譜

 将棋の渡部愛女流王位(25)に里見香奈女流四冠(27)=女流王座、女流名人、女流王将、倉敷藤花=が挑む第30期女流王位戦5番勝負(徳島新聞社など主催)の第3局が29日午前9時から福岡県飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸であり、午後7時17分、先手番の里見が149手で勝ち、対戦成績2勝1敗で返り咲きに王手をかけた。

 第3局は里見が三間飛車、渡部が居飛車と対抗形の出だしとなった。渡部が5五歩(26手目)と突いて戦端を開き、一進一退の攻防を展開。渡部は5~7筋の位を取ったが、里見が反撃に出て、互いに角を取り合うなど激しい攻め合いに突入した。終盤、渡部は飛車を取ったものの、里見が手厚い受けで応じ、後手玉を寄せ切った。

 持ち時間各4時間のうち残りは里見4分、渡部1分。第4局は6月13日、徳島市のJRホテルクレメント徳島で行われる。

 里見香奈女流四冠の話 中盤、収まったときはいいと思ったが、その後にミスもあって逆転されていたかも。勝ちを意識したのは5四歩(145手目)と金を取ったところです。

 渡部愛女流王位の話5五歩(26手目)から動いたが、結果的に辛抱する展開になり、さえなかったです。その後は盛り返したかなと思ったが、具体的な手が分からなかった。