環境学習の成果を発表する児童=徳島市シビックセンター

環境学習の成果を発表する児童=徳島市シビックセンター

 徳島県内の児童生徒が環境学習の成果を披露する「とくしま環境学習フォーラム」(県、環境首都とくしま創造センター、徳島新聞社主催)が28日、徳島市シビックセンターであり、3小中学校の発表に約100人が聞き入った。

 阿南市の山口小は、学校での節電節水、保護者や地域と連携したリサイクル活動などを紹介。「ふるさとの川や自然を大切に思う仲間が増えた。活動を広げたい」と述べた。

 同市の富岡東中は、那賀川河口の生物多様性を守るためにまとめた提言の内容を説明。徳島市の応神中は、上勝町のごみゼロ活動を参考に、食料を残さないようにしていることを報告した。

 環境教育の先進校、愛媛県立新居浜南高校ユネスコ部の生徒らによる、別子銅山にまつわる環境問題の学習発表もあった。