アユ釣りを楽しむ釣り人=海陽町小川の海部川

 勝浦川と那賀川上流を除く県内の主要河川で1日、アユ漁が解禁された。大勢の釣り人が川べりに並び、さおの感触を楽しんだ。

 ■吉野川中流

 阿波市吉野町の柿原堰の下流では午前9時半ごろ、10人ほどが浅瀬や岸辺からさおを振っていた。遡上量は少なく、体長10センチほどの小ぶりが目立った。「全く釣れない」と嘆く人もいた。

 早朝から4時間で約20匹を釣った北島町高房の大道忠さん(77)は「例年なら倍以上は釣れるので残念。自然が相手なので粘り強く楽しみたい」と話した。

 ■那賀川下流

 阿南市十八女町の十八女大橋付近や支流の加茂谷川(加茂町)では、約10人が餌を付けずに川底を滑らせる「ころがし釣り」で狙った。体長10センチ前後が多く、遡上は少なめだった。

 徳島市大谷町大開の奥村哲文さん(69)は午前6時ごろから約2時間で10匹の釣果だった。「いつもより少なかった。またチャレンジしたい」と話した。

 ■海部川上流

 海陽町小川の皆ノ瀬橋周辺では、10人ほどが「友釣り」で当たりを待った。

 遡上状況は良くなく、体長15~17センチの魚体が目立った。約9時間で20匹ほどを釣り上げた徳島市国府町日開、無職島田恵さん(65)は「例年の半分くらいしか釣れなかった。次回に期待したい」と話した。