徳島県は1日、県内の医療機関から今年初めて風疹患者の報告があったと発表した。昨年に続いて全国で流行する兆しがあり、注意を呼び掛けている。

 患者は徳島市内の40代女性。5月中旬に医療機関で無料の抗体検査を受け、6月1日に感染が判明した。検査の数日前に発熱と喉の痛みがあり、現在は回復している。

 風疹は妊娠初期の女性が感染すると、胎児が難聴や心臓病などの先天性風疹症候群になる恐れがある。県は「風疹が疑われる症状が現れた場合は事前に医療機関に連絡してから受診してほしい」としている。

 県によると、昨年は全国で2917人の感染報告(県内は3人)があり、5年ぶりに流行した。今年は5月19日時点で1565人に上る。