地元産野菜を使った「村ランチ」を注文する客=佐那河内村上の地域交流拠点施設「新家」

 佐那河内村上の地域交流拠点施設「新家」で、村婦人会などの地元女性グループが平日に提供している「村ランチ」が人気を集めている。地元産の野菜を使った家庭的な味付けが好評で、用意する30食は連日ほぼ完売。新家を運営する一般財団法人さなごうちは、週末の営業も検討している。

 村ランチは主菜、副菜数品とご飯、みそ汁付きで500円(税込み)。肉や魚を除いた食材の多くは地元産で米も村産を使用。村婦人会など4団体が日替わりで調理している。

 メニューは、肉じゃがやホウレン草のごまあえ、サバのみそ煮など。あっさりした「主婦の味」が健康志向の客に支持され、村内で働く工事関係者や農業従事者らが訪れている。4月から営業を始め、同月は20日間で599食を販売した。

 近くの主婦殿井宏美さん(39)は「ワンコインで盛りだくさんの料理が味わえる店は他にない。食材もどこで生産したのかはっきりしていて安心する」と話す。

 営業時間は土、日、祝日を除く午前11時半~午後1時。5月の大型連休中に営業したところ、村外の親子連れらでにぎわい「土、日も開けてほしい」との要望が多かった。 さなごうちの上野浩嗣理事長(46)は「協力団体と話し合い、前向きに検討したい」と話した。