蒲生田海岸で確認されたアカウミガメの卵=阿南市椿町

 アカウミガメの産卵地として県の天然記念物に指定されている阿南市椿町の蒲生田海岸で3日、今季初めて産卵が確認された。蒲生田海岸では2年ぶりの産卵となった。

 市によると、産卵したのは5月31日深夜から6月1日未明にかけて上陸したとみられるウミガメ。同日朝に足跡を確認した住民から連絡があった。その日には卵を見つけられず、3日の再調査で発見した。

 産卵場所は波打ち際から約30メートルの砂浜。30~60センチほどの深さに百個前後を産んでいるとみられる。ふ化は8月上旬以降の見通し。

 市文化振興課の西林雄貴主事は「上陸シーズン早々に産卵が確認できた。さらなる産卵に期待したい」と話した。

 日本ウミガメ協議会(大阪府)によると、昨年県内でウミガメの産卵が確認されたのは2回にとどまり、過去最低だった。