タイムカプセルを開封する住民=阿南市羽ノ浦町の羽ノ浦総合国民体育館

 1978年11月に徳島県の旧羽ノ浦町の町制施行60周年を記念して埋めたタイムカプセルの掘り出し作業が3日、阿南市の羽ノ浦総合国民体育館であり、住民約20人が40年前を懐かしんだ。

 玄関前の地下数十センチに埋められたタイムカプセルは金属製の搾乳缶で、スコップなどを使って1時間ほどかけて掘り出した。中には小中学生が書いた作文や町職員の給与明細、78年10月31日付の新聞などが入っており、住民が懐かしそうに見入っていた。

 当時は町の係長だった数藤善和元町長(77)は「懐かしい。経済成長の真っただ中で、町の人口は今の半分ほどだった」と振り返った。

 老朽化が進んでいる体育館は複合型施設への建て替えが決まっており、当時の町職員らがカプセルの掘り出しを決めた。