石油の流出を想定した火災消防訓練に取り組む参加者=徳島市の新日本理化徳島工場

 徳島市川内町の新日本理化徳島工場で4日、危険物の流出を想定した火災消防訓練があり、同社や市消防局など6機関の約60人が非常時の協力態勢を確認した。

 県北部を震源とする地震でタンクから石油が流れ出し、火災が起きたとの想定で実施。今切川沿いの8社9工場でつくる今切防災連絡会の会員がタンク近くに土のうを積み上げて流出を防ぎ、市東消防署員らとタンクに放水した。はしご車による負傷者の救出にも取り組んだ。

 同社徳島設備管理課の中野幸彦課長は「危険物の流出に伴う災害は周辺への影響が大きい。迅速な対応を取れるよう訓練を重ねたい」と話した。

 危険物安全週間(8日まで)に合わせて毎年実施。市消防局は28日まで市内の化学工場12事業所の立ち入り検査も行う。