四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスの選手が1日、3年ぶりのリーグ制覇と日本一を目指す2017シーズンに向け、JAバンク徳島スタジアムで合同自主トレーニングを行った。
選手27人のうち、26人が参加。午前10時から入念なストレッチやランニングなどで体をほぐした。
この後、投手はダッシュや体幹トレーニング、野手はノックとティー打撃などをこなした。140キロ台後半の速球を武器とするドラフト1位の伊藤翔投手も外野の芝生の上で積極的に走り込むなどして汗を流した。
投手陣は昨季先発の柱だった福永(阪神)と、抑えの木下(中日)が抜けた穴をどう埋めるかが最大の課題。打線には好機での勝負強さが求められる。練習後、養父監督は「キャンプインまでに選手をよく見て戦術などを決めたい」と話した。
練習に先立つミーティングでは、養父監督が「強いチームの選手でなければNPB(日本野球機構)からは注目されない。常にサポートするので明るく元気よく戦ってほしい」と選手に勝利を求めた。続いて鈴木、駒居両コーチらがあいさつした。
合同自主トレは3月3日までで、2月2日以降は鳴門市内のグラウンドに場所を移す。陳外野手ら外国人3選手の合流は2月末の予定。チームは3月5日に海陽町入りし、6日から13日まで同町の蛇王球場で春季キャンプを行う。