徳島県内公立高校の2017年度入試のうち、スポーツや文化活動の実績を評価する特色選抜の試験が2日午前、全日制31校で始まった。出願者数は835人で、平均競争倍率は1・13倍(前年度1・09倍)となっている。
76人が出願した徳島科学技術高(徳島市)では、受験生が中学校教諭や保護者に付き添われて会場入り。午前9時半のチャイムを合図に、学力検査Ⅰ(国語、社会、英語)と検査Ⅱ(数学、理科、英語)に取り組んだ。午後は実技と面接に臨む。
全体の出願者の内訳は、トップスポーツ校指定校(20校)の指定競技が191人で平均競争倍率は0・95倍。それ以外のスポーツや芸術活動などは644人で1・20倍となっている。
那賀、阿波西の両高校では地元中学生を対象にした連携型選抜の試験も行われた。出願者数は那賀24人、阿波西40人となっている。55人が出願している県立みなと高等学園の1次募集の試験もあった。