収穫作業が本格化しているデラウェア=阿波市阿波町山王

 県内有数のブドウ産地・阿波市阿波町山王地区で、種なしブドウ「デラウェア」の収穫が本格化している。小粒で糖度が高いのが特徴で、作業は7月中旬まで続く。

 地区では14戸の農家が計約3ヘクタールでハウス栽培をしている。安原正二さん(46)のブドウ園(3カ所、計約44アール)では、約4500キロ分を育てている。

 収穫作業は早朝から昼前の間に行う。濃い紫色に熟した房を一つ一つ丁寧に摘み取って箱詰めし、近くの選果場に運んでいる。安原さんは「今年は雨が少なかったので品質がよく、糖度も十分。甘みと酸味のバランスが取れた品種なので多くの人に食べてもらいたい」と話している。

 JA阿波町を通じて四国の卸売市場を中心に出荷され、例年より少し安い1箱(1キロ)1800円程度で取引されている。