コエグロを解体して畑にカヤを運ぶ生徒=東みよし町西庄

 毎年多数の東大合格者を出すことで知られる開成高校(東京)の2年生53人が、5日から修学旅行で三好市を訪れ、民泊をして農作業など農山村の生活を体験した。

 三好市と東みよし町の民家11軒に分かれて宿泊。同町西庄で農家民宿を営む近藤昭さん(68)方では、5人が世界農業遺産に認定された急傾斜地農法のシンボルといえる「コエグロ」の解体作業を体験した。

 カヤを円すい状に積み上げた高さ約2メートルのコエグロを取り崩し、土が雨で流されないようにサツマイモなどが植えられた畑に敷き詰めた。坂本圭士郎さん(17)は「農業は想像していたより重労働で農家の人に尊敬と感謝の気持ちを感じた」と話した。

 開成高生が修学旅行で来県するのは2017年以来、2回目。7日に帰途に就く。