鳴門ポカリスエットスタジアムに到着した選手たちに声援を送る徳島のサポーター

 徳島ヴォルティスのホーム戦開始の約1時間40分前、出場する18人の選手や監督らを乗せたバスが鳴門ポカリスエットスタジアムのメインスタンド北側ゲートに到着する。試合に臨む選手たちを出迎え、エールを送るのもスタジアム観戦の楽しみの一つだ。

 ゲート周辺にはバス到着前からサポーターたちが集まり「徳島ヴォルティス」コールを響かせたり、チャント(応援歌)を歌ったりする。選手のイラストなどが描かれたゲートフラッグもひしめく。サポーターのヴォルティスブルーのユニホームと合わせ、周囲は鮮やかに彩られる。

 「試合とは違った選手の表情が見られる機会」と永井佑季さん(24)=鳴門市北灘町、会社員。ピッチ上で闘志あふれる姿を見せるMF杉本はバスを降りると、頭を下げて謝意を表す。音楽を聴いて集中力を高めたり、サポーターの声援に応えて手を振ったりと、選手の対応はさまざまだ。

 「バス待ち」は気軽に集まり、応援の気持ちを選手に伝えられる場となっている。佐々木佳鈴さん(21)=徳島市、会社員=は「もっと多くの人に来てほしい。一緒に選手を後押ししましょう」と呼び掛ける。