鈴の音を響かせながら練り歩く伝統行事「チャグチャグ馬コ」の行列=8日午前、岩手県滝沢市

 赤や黄など色鮮やかな装束をまとった農耕馬が、鈴の音を響かせながら田園地帯や市街地を練り歩く伝統行事「チャグチャグ馬コ」が8日、盛岡市などで開かれた。

 着物姿の子どもらを乗せた約80頭の馬が岩手県滝沢市の鬼越蒼前神社を出発し、盛岡市の盛岡八幡宮までの約14キロを行進。小雨が降り肌寒い天気にもかかわらず、神社や沿道は見物客でにぎわい、馬の列が通ると、馬上の子どもたちに手を振ったりしていた。

 「チャグ、チャグ」と聞こえる鈴の音が名前の由来。田植えに従事した農耕馬を神社に連れて行き、馬の無病息災と五穀豊穣を祈った風習が起源とされ、国の無形民俗文化財になっている。