普段使うアウトドア用品を並べ、キャンプの様子を再現したテント=藍住町勝瑞

 藍住町富吉の上野輝実さん(43)=プリザーブドフラワー専門店経営=が、停電しても使えるアウトドア用品を防災グッズとして活用してもらおうと、啓発イベントを各地で開いている。会場でキャンプの様子を再現し、家族連れらにランタンなどを紹介している。

 上野さんは2年前にキャンプを始め、「テントでの宿泊などに慣れておけば災害時に役立つ」と、アウトドア用品の有効性に気付いた。昨年11月にキャンプと防災を組み合わせたイベントを兵庫県淡路市で初開催。約100人が参加するなど反響が大きく、5月26日に藍住町で2回目を催した。

 会場ではテントを張り、折り畳みベッドやカセットコンロ、ランタンなどのキャンプ用品一式をそろえた。スマートフォンの充電に応用できる工具用充電器も並べ、来場者の関心を集めた。

 テントを出展した安藝泰義さん(39)=同町住吉、病院職員=は「使う機会の少ない防災グッズを買うのは負担になる。普段から使える物を持っておくよう薦めたい」と言う。

 上野さんは「子どもも楽しく防災学習できる。活動の輪を広げたい」と話している。