賞味期限が近づいた食品を寄付するフードバンク事業に取り組むキョーエイ(徳島市)は、年内に全30店舗に事業を広げる方針を決めた。社会貢献の充実と食品廃棄の削減を本格化させる。

 対象は、賞味期限が2週間未満になった加工食品や包装が破損している商品など、売り場には出せないものの安全性に問題のない商品。各店舗で週1~3回、キョーエイと連携して資源ごみを回収している社会福祉法人などに寄付し、福祉施設や生活困窮者に提供してもらう。

 昨年12月の松茂店(松茂町広島)を皮切りに順次導入しており、今月10日までに10店舗で計1900キロの食品を社会福祉法人などに提供した。

 11日には11店舗目として北島店(北島町江尻)が取り組みを始めた。井口勝広店長が、障害者らの自立支援に取り組む鳴門市のNPO法人「JCIテレワーカーズネットワーク」に野菜やスナック菓子計4キロを贈った。

 キョーエイは「夏までに半分の店舗を完了させ、県内の団体と協力してフードロスをなくしていきたい」としている。