乾燥させるために広げられる藍の葉=上板町下六條の佐藤阿波藍製造所

 藍の葉を刻んで乾燥させる「藍粉成し」が12日、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所で始まった。製造所は、5月20日に日本遺産に認定された「藍のふるさと 阿波」を構成する藍製造技術を持つ。作業は9月中旬まで。

 一番刈りした藍の葉を裁断機で1・5~2センチほどに刻んだ後、送風機で飛ばして茎を取り除き、竹ぼうきなどで葉を作業場の床一面に広げた。

 少雨の影響で例年より1週間ほど遅いという。9月上旬に葉の発酵作業を始め、12月上旬に藍の染料「蒅」が出来上がる。

 藍師の佐藤好昭さん(55)は「色の濃い、きれいな藍を作りたい」と話している。