笑顔で感想戦を振り返る里見香奈女流五冠=13日午後5時ごろ、徳島市のJRホテルクレメント徳島

 将棋の第30期女流王位戦5番勝負(徳島新聞社など主催)の第4局は13日午前9時から徳島市のJRホテルクレメント徳島で指され、午後4時47分、後手番の里見香奈女流四冠(27)=女流王座、女流名人、女流王将、倉敷藤花=が96手で渡部愛女流王位(25)を下し、対戦成績3勝1敗でタイトルを奪還。3度目の女流五冠となり、通算5期獲得で「クイーン王位」の称号も得た。持ち時間各4時間のうち、残りは里見1時間39分、渡部15分。

 里見のリターンマッチとなった今期は全局が里見の振り飛車、渡部の居飛車の対抗型となり、第3、4局を連勝した里見が第一人者の実力を示した。渡部は初防衛を逃し、日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属棋士のタイトル保持者は不在となった。

 

 

敗れた渡部愛女流王位=13日、徳島市のJRホテルクレメント徳島