徳島県警は、徳島市の50~80代の男女宅に6日、警察官や実在しない「金融監視局」の職員を名乗り預金残高などを聞き出そうとする不審な電話が30件あったと発表した。同日午後5時時点で被害は確認されていない。県警は特殊詐欺とみて注意するよう呼び掛けている。
捜査2課によると、県警の警察官などを装った男女から「あなた名義の通帳を詐欺グループが持っていた。取引している銀行名や預金残額を教えて」と電話があった。
同課は「預金残額を聞いたり、お金を引き出すよう求めたりする不審な電話があれば警察に相談してほしい」としている。