2点をリードし、喜びを爆発させる市瀬の同級生ら=14日午後10時35分ごろ、徳島市の一鴻徳島駅前店

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のDF市瀬菜々(21)=徳島市出身、マイナビ仙台=が初めてワールドカップ(W杯)のピッチに立った14日、徳島市内であったパブリックビューイング(PV)の会場では、市瀬の家族や同級生らが熱い声援を送った。 (1面参照)

 寺島本町東3の焼き鳥店・一鴻徳島駅前店には、父美博さん(50)=徳島市川内町宮島錦野、自営業=ら家族4人と、市瀬の母校の川内南小、川内中の同級生ら約80人が集合。手作りのうちわを振り、「頑張れ、菜々」と声をからした。

 フル出場した市瀬は、鋭い読みと的確な判断で相手の攻撃を阻止。リズムをつかんだ攻撃陣が前半に2点を奪って初勝利を挙げると、会場は大きな歓声に包まれた。

 県出身者では、男女を通じて初のW杯で躍動したまな娘を見つめ、母啓子さん(46)=会社員=は「胸がじーんときた。自分の子ではないみたい」と目を潤ませた。

 川内中サッカー部で市瀬と共に汗を流した環太平洋大4年の岡田賢哉さん(22)は「大舞台でもいつも通りのプレーができている。強い精神力で次も勝利に導いてほしい」と期待した。