取った魚を漁船の水槽に移す生徒たち=美波町の伊座利漁港沖

 美波町の由岐中学校伊座利分校の1、2年生が、伊座利漁港沖で伝統の「大敷網漁」を体験した。仕掛けた大型の定置網に魚がやって来るのを待って捕獲する漁法で、生徒は漁師と共にタチウオやイサギ、シイラなど約1トンを水揚げした。

 生徒3人、教員5人が漁船に乗り込み、午前6時半ごろに漁港を出発した。生徒は沖合約2キロのポイントにあらかじめ仕掛けられていた大敷網を引き上げる作業を体験した。

 約2時間後に漁港に戻った生徒は、漁師に教わりながら種類別に魚を分けたり、さばいたりした。さばいた魚は給食に回した。

 初めて体験した1年の濱名泰樹さん(12)は「網を上げるのは重くて漁師の仕事の大変さが分かった。知らない魚を見ることができて楽しかった」と話した。