飯泉知事(右)に取り組み状況を説明する三木さん(左端)ら=県庁

 11月の大嘗祭に麻織物「麁服」を調進する三木家の28代当主三木信夫さん(82)らが18日、徳島県庁を訪れ、飯泉嘉門知事に現在の取り組み状況などを報告した。

 県庁を訪れたのは三木さんとNPO法人あらたえの西正二理事長(77)、阿波忌部麁服調進協議会の木村雅彦会長(58)の3人。

 三木さんは関係者が高齢化している現状などを説明し、「徳島の伝統をどう守っていくかが大切だ」と話した。知事は「世界に誇る徳島の伝統文化。県としてもPRしたい」と述べた。1990年の大嘗祭時に作られた原料の大麻を繊維状にした「精麻」も披露された。

 調進に向け、7月15日に大麻を収穫する抜麻式、9月に織り初め式などが予定されている。