認知症による行方不明者数の推移

 2018年中に認知症か、その疑いが原因で行方不明になり警察に届け出があったのは前年比1064人増の1万6927人だったことが20日、警察庁のまとめで分かった。統計を開始した12年(9607人)と比べ1・76倍になった。12年以降、毎年増え、過去最多を更新している。昨年中に所在確認できなかったのは197人だった。

 団塊世代全員が75歳以上になる25年には認知症の高齢者が約700万人に達すると推計され、政府は今月18日、発症や進行を遅らせる「予防」に重点を置いた新たな大綱を決定した。行方不明者が増加している実態を受け、早期発見に向けた対策強化も課題となる。