20日、北朝鮮住民が日本海を漁船で南下して韓国に亡命した事件を巡る一連の事態について記者会見で謝罪する韓国の鄭景斗国防相=ソウル(聯合=共同)

 【ソウル共同】北朝鮮住民が日本海を漁船で南下して韓国に亡命した事件を巡り、韓国軍が事実を歪曲して発表した疑惑が浮上し、鄭景斗国防相は20日に記者会見で一連の事態を謝罪した。漁船は実際には韓国の港に自力で到着していたのに、軍は沖合で確保したかのように説明していた。軍は「意図的ではない」と否定しているが、批判を避けるためとの見方が強い。

 漁船は15日に韓国が海上の南北境界線と位置付ける北方限界線(NLL)から約130キロ南に位置する北東部・三陟で発見された。乗組員4人のうち2人が亡命し、2人は北朝鮮に送還された。