美馬市美馬町の農家グループ「百笑一起の会」の女性でつくる「三頭そば打ち隊」が11日から、同会が運営している産直市の食堂「三頭そば処竹酔日」で赤ソバを使ったメニューの提供を始める。1日20食限定。
メニューは、そば(ざる、かけ)、赤ソバを衣に使った地元産野菜の天ぷら、ふろふき大根、麦めしのセットで、「赤そば御膳」と名付けた。料金は1200円。そばの単品(750円)もある。
赤ソバは花の色が濃い品種「高嶺ルビー」で、同地区では2012年から休耕地で栽培を始めた。16年は8月下旬に35アールに種をまき、昨年11月にソバの実60キロを収穫した。
三頭そば打ち隊の久保田真知子隊長(66)は「丹精込めて作った地域特産の赤ソバを食べてほしい」と話している。
食堂は毎週土日祝日に営業している。午前11時~午後1時半のランチメニューとして提供し、ソバの実がなくなり次第終了する。問い合わせは竹酔日<電0883(63)5330>。