徳島県は、家畜伝染病の防疫体制を強化するため、21日から11月8日まで県内の空港やフェリー乗り場で、到着した乗客の靴底消毒を行う。国内で発生が相次ぐ豚コレラや、中国で猛威を振るうアフリカ豚コレラの侵入への懸念が背景。大阪市で今月28、29日に開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)や8月の阿波踊りなど訪日外国人が増える時期に備え、対策に乗り出した。

 実施するのは、松茂町の徳島阿波おどり空港、徳島市の南海フェリー徳島港ターミナルとオーシャン東九フェリー徳島乗り場。乗客らが利用する通路に消毒薬を染みこませたマットを敷く。検疫所の許可なく海外から肉やハムなど肉製品を持ち込めないと中国語や英語で記したポスターも掲示する。

 県が空港などで防疫体制を強めるのは、宮崎県全域で口蹄疫(こうていえき)の感染が拡大した2010年以来。