鳴門市でロケが行われた映画の一場面(©2019「ソローキンの見た桜」製作委員会)

 昨夏に鳴門市でロケが行われた映画「ソローキンの見た桜」の上映が21日、徳島市東新町1のユーフォーテーブルシネマで始まった。7月4日まで。

 映画(111分)は日露戦争時に松山市にあった捕虜収容所が舞台。史実に基づき、日本人看護師とロシア軍将校ソローキンの恋愛物語を描いている。

 収容所のシーンは、板東俘虜収容所(鳴門市大麻町)を舞台にした映画「バルトの楽園」のロケ村「阿波大正浪漫バルトの庭」で撮影した。看護師役で主役を演じた阿部純子さんがソローキンを手当てしたり、一緒に踊ったりする重要な場面を収めている。

 外国人留学生を含む徳島大生ら10人が捕虜や看護師役でエキストラ出演。地元住民も炊き出しや草抜きなどのボランティアを買って出た。

 製作会社・平成プロジェクト(東京)の益田祐美子社長は「捕虜と住民の間に交流が生まれたのは板東も松山も同じ。そうした史実を多くの人に知ってほしい」と話している。

 映画は3月に愛媛県で先行上映した後、全国公開している。上映の問い合わせはユーフォーテーブルシネマ<電088(678)9113>。