女児の健やかな成長を願って布で作った人形をつるす「つるしびな」の展示会「雛(ひな)のつるし飾りの世界」が、徳島市のアミコビル1階広場で開かれている。3月3日まで。
原田成代さん(68)=阿波市吉野町、主婦=が代表を務める「つるし飾り結(ゆい)の会」の会員約50人が制作。赤ちゃんをかたどった「這(は)い子人形」や、縁起の良いウグイス、ツルなどの人形約2千個を1~2メートルの赤い糸に結び、高さ約3メートルに張ったワイヤからつり下げている。
ひな人形の7段飾りも置かれ、会場は華やかな雰囲気に包まれている。
母親と訪れた藤原緋色ちゃん(3)=徳島市中吉野町4=は「金魚の人形がかわいい」と喜んでいた。