米美大生が上演する人形劇=徳島市の阿波十郎兵衛屋敷

 阿波和紙づくりのために毎年来県している米東部ロードアイランド州の美術大「ロードアイランドスクールオブデザイン」の学生が22日、徳島市の阿波十郎兵衛屋敷で、木偶を使った人形劇を上演した。

 演目は、日本でもなじみがあり、農村風の舞台に合う童話「ジャックと豆の木」をアレンジした「ジョモと竹林」。16人が太夫、人形遣いなどに分かれ、主人公ジョモが竹林に眠る宝石を巡って鬼と対決する物語を演じた。

 竹林などの舞台セットは、学生が約110枚の阿波和紙で手作り。大掛かりな場面転換のたび、観客約40人からどよめきが上がった。

 太夫と舞台セットを担当した中国出身の史晨汐さん(19)は「初めて和風の作品を作った。和紙を染め、加工した経験をこれからのデザインに生かしたい」と話した。

 徳島市川内町宮島の島田潔さん(86)は「留学生の舞台は新鮮で良かった。また見たい」と話した。