けがを負った令=22日午後6時15分ごろ、鳴門市大麻町(浅野由美子さん提供)

 鳴門市大麻町で今月上旬に巣立ったコウノトリ3羽のうち1羽が足をけがしたことが23日、分かった。県内の官民でつくるコウノトリ定着推進連絡協議会は、命に別条はなさそうだとしている。

 協議会によると、住民が21日、コウノトリがけがをしていると市に連絡。観察者が確認したところ、雄の「令」の両足の一部が赤くなっており、出血しているとみられる。同日、令は水田周辺に立ってほとんど動かなかったが、夕方には飛んで巣に戻り、親鳥から餌をもらっていた。

 市から連絡を受けた県が獣医師に問い合わせて画像などを見せ「骨折ではなさそう。痛みのせいであまり動いていないのではないか」との回答を得た。

 住民によると、23日はレンコン畑のそばで巣立った他の2羽と立ち、歩いたり飛んだりしていた。協議会は今のところ保護は考えていない。