徳島県内は12日、冬型の気圧配置の影響で厳しい冷え込みとなり、山地では前日に引き続き雪が降った。
三好市東祖谷では午後3時時点で積雪が20センチを超えた。国重要伝統的建造物群保存地区の落合集落では古民家や棚田が雪化粧し、黒い木々とコントラストをなした。徳島地方気象台によると、同市西祖谷山村でも午前9時時点で20センチの積雪を観測した。
朝の最低気温は、那賀町木頭出原で氷点下5・2度を観測したほか、海陽町で今季最低の氷点下4・3度を記録するなど5観測地点で氷点下となった。
13日は気圧の谷や寒気の影響で北部を中心に雲が広がるものの、12日に比べ寒さは和らぐ見通し。